Friendfeedについて

Twitterが不調である、というのはもはや年中行事なのかもしれない。
それだけ、サービスのインフラとユーザーの数のアンバランスが起きているともいえようか。

しかしながら、Twitterで形成された塊はなかなか他に移民(?)していくものでもないのが現状だ。結局行った先にみんながいるかどうかということが重要だからだろう。

なので、どのサービスも移民先ではなく避難先という枠を出ない。WassrはかなりTwitter避難所になりつつある。Logpi、Haru.fmはどちらも独自文化を築いている。もごもごはTwitterライクを謡っているがやはりここにも独自文化だ。Twitterクラスタ文化が比較的よく転写されているのWassrのみである、というのが今日この時点での現状だろう。(無論、LogpiやHaru.fm他を避難先にしているひともいるのは付け加えておく)

ところで、Twitterの負荷に悩まされているのは日本だけではない。アメリカもそうだ。そしてアメリカも避難先を求めて彷徨っているのは同じようである。

だが、ここにきてちょっと注目の記事があった。それは「Friendfeedへの移民」とも取れる記事である。
http://jp.techcrunch.com/archives/20080627conversations-come-to-a-screaming-halt-on-twitter-users-simply-move-to-friendfeed/
Friendfeedといえば、文字通り様々なFeedを管理するものであるが、この会話機能に着目して、こちらに移動してきているのだという。

ただこの前提って、みんなが会話機能の利用ををFriendfeedに求めてやってきていることが前提だろう。すでに登録している人が、この機能に気づくというパターンもあろうが、様々なFeedを登録しているとそれに埋もれて気づかない可能性もある。

とりあえず、記事の内容はまだ眉唾な気もするが、同時に新しい使い方を模索するユーザーが使いこなしているようにも思える。